良質なマグロを国境を越えて世界へ

近年、日本のみならず海外においてもマグロの消費量が増加する一方で、国際的な天然資源保護に向けた漁獲規制が強化されつつあります。
弊社では持続的な水産資源の活用とクロマグロの供給を継続するため、海外から高品質な畜養マグロを輸入し、国内外限らず販売しております。

中国・アジア

道水国際貿易(大連)有限公司との連携

中国、韓国、ベトナムなどアジアやフィジーを中心とした冷凍マグロやマグロ製品の輸出入も活発に行っています。 道水国際貿易有限公司(中国大連市)と密接に連携し、水揚げ、品質の見極め、価格交渉を行い、通関から代金決済まで責任をもって、終始一貫したきめ細やかなサービスを提供しています。

海外マグロ

海外マグロ輸入事業

弊社ではモロッコ、トルコ、メキシコの協力会社から畜養および天然マグロの輸出入を行っています。

トルコ畜養マグロ買い付け事業

地中海で養殖したマグロはもともと100キロ以上の魚を1年かけて豊富な餌を給仕できるため1本200キロ~300キロと大柄に育ちます。 当社では洋上で買付け、当社独自の締め方によりヤケがなく日本へ輸出して高い評価を得ています。

モロッコ定置網 買い付け事業

大産卵のため北大西洋から地中海へ回遊して戻ってくるマグロを待ち構えて、紀元前から続く伝統の「定置網」漁法で捕獲し、洋上にて生きたままの状態で加工処理をするため、抜群の鮮度品度を誇りました。

モロッコ畜養 買い付け事業

モロッコ定置網事業はもともと定置網で捕獲した100キロ超えのマグロを日本のマーケット需要が高まる年末まで半年間、畜養して脂のついた付加価値のついた魚を日本へ輸出しています。

メキシコ畜養マグロ買い付け事業

弊社独自の生産技術により、鮮度・脂の量を最適な状態に管理しており、ロサンゼルス空港より日本へチルドで空輸しております。

メキシコ・エンセナーダでは、太平洋カリフォルニア沖で、まき網船で捕獲された本マグロを、漁場で生きたまま直径50mのイケスに移し込み、約3週間をかけてゆっくり曳航し、当社の畜養施設に設置しています。 もともとエンセナーダは有数のイワシの水揚港であったので、本マグロへ新鮮なイワシを餌として与えることができます。 加えて、北からのカリフォルニア海流の低水温の影響により、身の締まった脂のある本マグロに仕上げることができる好条件な畜養場所であるといえます。 この養殖された本マグロは、陸路でアメリカ・ロサンゼルスへ運ばれ、直行便で日本へ空輸されており、取り上げから3日以内で各地域へ供給されます。